最近、時間があれば面白そうな映画を観ておりますが、今回観た映画は…
『ある男』
▼あらすじ
弁護士の城戸(妻夫木聡)は、かつての依頼者である里枝(安藤サクラ)から、亡くなった夫「大祐」(窪田正孝)の身元調査という奇妙な相談を受ける。里枝は離婚を経て、子供を連れて故郷に戻り、やがて出会う「大祐」と再婚。そして新たに生まれた子供と4人で幸せな家庭を築いていたが、ある日「大祐」が不慮の事故で命を落としてしまう。悲しみに暮れる中、長年疎遠になっていた大祐の兄・恭一が法要に訪れ、遺影を見ると 「これ、大祐じゃないです」と衝撃の事実を告げる。愛したはずの夫「大祐」は、名前もわからないまったくの別人だったのだ‥‥。「大祐」として生きた「ある男」は、いったい誰だったのか。何故別人として生きていたのか。「ある男」の正体を追い“真実”に近づくにつれて、いつしか城戸の心に別人として生きた男への複雑な思いが生まれていく―――。
これだけ読んでも、面白そうなミステリーで「え、どういう事?」って、気になるストーリー。
公開当時にあらすじを観て、こんなん絶対面白いやん!って思ってました。
ミステリーなので、ネタバレしない程度にお話していきます。
安藤サクラが素晴らしい!
主演の1人である「安藤サクラ」さんが何と言っても素晴らしい!
人としての美しさ、母性、それでいて醸し出すエロス。
この人の性格なんかがほんとに出てるんだと思う、ほんといい人なんやと思うなぁ〜知らんけど。
ナチュラルな人柄でも演技でも、とにかく素晴らしいのですよ!
お前は安藤サクラの何を知ってるねん!w
主役のスポットライトが変わっていく
ポスターにもありますように主役が3人
安藤サクラ・窪田正孝・妻夫木聡
これが話とともに変わっていきます。
安藤サクラ→安藤サクラ・窪田正孝→窪田正孝→妻夫木聡
みたいな感じでしょうか。
最初の点が線になり、最後には形になる。
ミステリーとしては納得できる内容でした。
ただ………
思ってたのと違う…
ここからは少し厳しい感想です。
面白い!と思い観ていたんですが、途中から社会問題みたいな話がどんどん入ってきて…
言いたい事には必要な問題なのかもしれんけど、他に描きようはあったんじゃないかな?って思いました。
ミステリーが観たくて、この映画を観てるのに、人権とか差別とか余計なテーマが途中多過ぎたかなと…
純粋にミステリーにしてくれたら最後まで面白かったんじゃないかなと思います。
そこさえ飲み込めたら、楽しめる作品だと思いますよ〜
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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